下記調査事例は複数の調査を元に創作したフィクションです。
札幌市厚別区在住のSさん(37歳 仮名)からご依頼をいただく。
依頼の内容は妻 М子さん(仮名 38歳)の浮気調査。
Sさんのご夫婦は結婚5年目、子供はまだいない。
半年前からМ子さんの不審な行動が続き、またМ子から離婚を要求してきている。
探偵が調査をするとやはり、М子さんの浮気が確認された。
浮気相手の男性はМ子さんの会社の同僚、Kさん(33歳)。
М子さんより5歳年下の独身男性であった。
М子さんは会社の飲み会と言っては、Kさんと密会をしていた。
そして、調査をして分かったことなのだが、Kさんと会った翌日に、
必ずМ子さんはSさんに離婚を要求してくるのであった。
調査も終盤になったある日の調査。
М子さんはいつものようにSさんに飲み会と嘘を言って、Kさんと会っていた。
探偵が尾行すると、二人はファミレスに入って行った。
彼らの隣のテーブルに探偵は座り、二人の様子を撮影していた。
そうしていると、いつもの二人と様子が違うことに気づく。
探偵は聞き耳を立てて、会話の内容を聞いていた。
Kさん 「好きな女性ができたんだ」
「君も結婚していることだし、俺たち、もう別れよう」
S子さん 「いまさら、何を言っているのよ」
「私は夫とも離婚について話し合っているのよ」
「別れる」、「別れない」と言い合っていたМ子さんとKさん。
結局は二人は別れることで決着した。
その翌日、М子さんはSさんに真顔で言った。
「私、離婚するのを止めたわ」・・・・と。
全てを知っているSさんは呆れてしまった。
浮気相手と仲良くしているときは「離婚だ」と言ってきて、
その浮気相手と別れたら「離婚するのを止めた」と言ってくる。
Sさんはその時、М子さんにハッキリと言った。
「全部知っている、君とは離婚する」・・・・と。
その後、Sさんは弁護士を立て、Kさんに慰謝料を請求し、М子さんとも離婚をした。