浮気調査
Aさん(35歳)は札幌市南区に在住の会社員。
妻 B子さん(37歳)はスーパーのパートをしている。
そして長男(3歳)の3人家族。
Aさんからご相談いただいた内容は、妻 B子さんからの離婚要求であった。
数ヶ月前からB子さんの外出が増え、Aさんが会社から帰宅すると同時に
友人との飲み会と言って外出するのであった。
帰宅も深夜の3時を過ぎるようになった。
AさんもB子さんと何度も口論になった。
そんな時、B子さんから突然の離婚の申し出。
Aさんは「離婚はできない」と言ったところ、B子さんは別居を強要してきたのである。
何度も話し合ったのだが、結局はAさんがアパートを別に借り、別居に至ったそうだ。
そしてB子さんは、別居の条件として自宅アパートの鍵は置いていく事と、
自宅アパートには近づかない事を約束させる強引なものであった。
その後、探偵はAさんから妻 B子さんの現状の行動調査の依頼を頂いた。
早速、翌日から調査を開始する。
B子さんは仕事が終わると長男を保育所に迎えに行く。
途中、スーパーに買い物をして自宅アパートに帰る。
帰宅状況に違和感は無かった。
午後9時、一台の車が自宅アパート裏に駐車する。
その車を降りた男性がB子さんのいる自宅アパートに入った。
探偵はその後、張り込みを継続する。
その男性が出てきたのは翌日の午前6時であった。
なんとAさんの自宅アパートの泊まっていったのであった。
探偵はその後も調査を続けるとともにその男性の身元調査を進めた。
その男性はB子さんの職場の上司であった。
Aさんが別居をしてから週に何度も泊まりにきていた。
その男性は週末などの金曜日から泊まり月曜日に自分の自宅に帰るようになっていた。
探偵はAさんに以上の状況を報告した。
Aさんは悔しさから震えながら報告を聞いていた。
探偵とAさんは今後の方向性を決めるため何度も話し合いをした。
探偵はAさんに弁護士を紹介し、弁護士からその男性に対しての
慰謝料の請求と妻 B子さんとの交際中止の要求をしたのであった。
その男性は慰謝料の請求と交際中止を一応は了解した。
B子さんは、逆切れし開き直った。
いっこうにB子さんとの話し合いは進まない。
だが夫を強引に追い出し、長男もいる自宅に浮気相手を泊まらせる。
このB子さんの行動にどのような言い訳ができるのだろう。
浮気にも最低限のルールはあると思うのだが・・・
Aさんはあまりの事態に疲れ果て、別居の末に離婚を決断した。
上記調査事例は類似する複数の調査を元に創作したフィクションです。