下記調査事例は様々な調査を元に創作したフィクションです。
札幌市豊平区在住のA子さん(29歳)から恋人Bさん(33歳)の調査を依頼された。
実はA子さんはBさんと一度も会ったことがない。
二人は4か月前にオンラインゲームで知り合い、
毎日のようにメール、電話で話をしている。
Bさんは札幌から300キロ離れている函館に住んでいるらしい。
仕事は広告関係の会社を経営していると言っていた。
何度もデートの約束をするのだが、
前日や当日にBさんの仕事が入り、キャンセルになる。
ある日、電話でBさんが言ってきた。
「来週、入院することになった」
「すぐに返すのでお金を貸してほしい」とA子さんに言ってきた。
A子さんはBさんの指示してきた銀行口座に200万円を振り込んだ。
翌日からBさんと連絡が取れなくなったらしい。
そしてA子さんは探偵に依頼された。
「Bさんの病気が悪化し、きっと急に入院になったのだと思います」
「Bさんが心配なので調べてください」と。
探偵はAさんの話を聞き、Bさんの悪意を感じたが、
A子さんは本当に心配をされていた。
早速、調査を開始・・・
まずはBさんの住所を確認に行くのだが、その住所は嘘であった。
探偵はA子さんから聞いたBさんの様々な情報から本当の住所を判明させる。
そして様々なことが判明した。
Bさんは入院などしておらず、元気そのもの。
住所は全くの嘘・・・・仕事も嘘・・・・年齢も嘘・・・・そして既婚者であった・・・・
A子さんは騙されていたのであった。
そしてBさんはA子さん以外の女性にも同じ手口で詐欺をしていたのだ。
探偵の報告を受け、A子さんは落胆していた。
本当に心配していたのに・・・ 騙されていたなんて・・・と。
A子さんは探偵と一緒にBさんのところに行き、貸したお金の返済を要求。
幸い、お金はまだ使われておらず、全額が返金された。