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調査事例につきましては、当社において承りました調査事例ですが、
名前、年齢、地域、個人を識別できることにつきましては変更しております。

まさかストーカーが自室で昼寝?

ストーカー調査事例

 

 

札幌市在住のA子さん(29)からストーカーについてのご相談をされた。

 

A子さんの相談は下記の内容であった。

 

自分が自宅に帰ると物の位置が変わっている・・・

 

冷蔵庫の缶コーヒーが誰かに飲まれて、缶がごみ箱に捨てられていた・・・

 

見てもいないのにDVDプレーヤーにDVDが入っていた・・・

 

誰かがヤカンでお湯を沸かしている・・・  等など。

 

探偵はストーカーのご相談において被害妄想的なものも多い。

 

このAさんのご相談も当初は「被害妄想かも?」の可能性が高いと考えていた。

 

まずはAさんの不安を取り除くことが大事だと考え、一つの提案をさせていただく。

 

探偵  「Aさんが外出するときにボイスレコーダーをしかけて下さい」

 

Aさん  「分かりました、やってみます」

 

2日後、再度Aさんが訪れた。

 

Aさんは探偵をみるなり、「これを聞いてください」とボイスレコーダーの電源を入れる。

 

それにはAさんが外出してから1時間後、ドアの開く音が聞こえ、

 

テレビの音声が聞こえ始める。

 

明らかに「誰か」が部屋に入っているのが確認された。

 

2時間、テレビの音がなくなり、ドアの開く音が聞こえた。

 

その後、部屋は無音状態になる。

 

「誰か」が部屋を出て行ったのだ。

 

午後3時、またドアの開くおとが聞こえる。

 

そして「ウー、寝むてー ・・・」と声が入っている。

 

その後、「グー、グー、グー」といびきの音が聞こえてきた。

 

「誰か」が昼寝を始めたのだ。

 

探偵もさすがに驚いてしまった。

 

やはりAさんの言うとおり、「誰か」がAさんの部屋に出入りしているのである。

 

Aさんから正式な依頼を受け、調査準備をする。

 

翌日、探偵は2班に分かれて調査体制をひく。

 

A班の2名はAさんの部屋の押し入れに入り、

 

「誰か」が部屋に入ってくるのを待つ。

 

B班はAさんのマンションの玄関が見える場所で出入りを確認する。

 

そしてAさんにはB班の探偵車両で待機してもらう。

 

午前10時30分 B班が30代の男性がマンションへ入って行くのを確認。

 

すぐに無線でA班に連絡。

 

Aさんの部屋のドアが開く。

 

そのままA班は無線でB班に連絡、すぐにB班の探偵がAさんの部屋に駆けつける。

 

B班がAさんの部屋のドアを開ける音を合図にA班が押し入れから出る。

 

4人がかりでその「誰か」を抑え込む。

 

すぐに警察に連絡。

 

その人物は30代の男。

 

どうやらAさんの部屋の元住人であった。

 

男は前に住んでいた時のカギを持っており、いまだカギが変えられていないことを知る。

 

そして自分が出た後に「若い女性が一人で住んでいるのも調べた」

 

最初は覗き気分でAさんの部屋に侵入したらしい。

 

その後、Aさんの生活パターンを調べ、Aさんの不在時間を掌握し、

 

毎日のように侵入していたのだ。

 

また男は営業でAさんのマンション付近の地域を担当しており、Aさんの部屋を休憩場所にもしていた。

 

全く呆れる話である。

 

そして恐ろしい話でもある。

 

 

上記調査事例は類似する複数の調査を元に創作したフィクションです。

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