下記事例は類似する複数の調査を元に創作したフィクションです。
札幌市西区在住のAさん(37歳)から別れて暮らす子供の調査を依頼された。
Aさんは3年前、妻 B子さん(35歳)と離婚した。
離婚の原因はB子さんの浮気であった。
そしてAさんは長男C君(4歳)の親権を主張したのだが、
調停で母親であるB子さんに親権が認められた。
離婚後、Aさんは子供の養育費を送り続けるのだが、
B子さんが色々な口実をつけて子供にはなかなか会えない状態であった。
その後、月日がたちC君も小学校へ入学する。
Aさんの友人の子供(D君)がC君と同級生であった。
D君の話によるとC君はいつも同じ服を着て、そして、いつもお腹をすかせているようだった。
そのような話を聞いたAさんは当社へC君の現状の生活状況と
親権者である元妻 B子さんの素行調査を依頼された。
調査の結果は悲惨なものであった。
B子さんはパート先の若い男性と浮気をしており、
C君を家に一人で留守番をさせて遊び回っている。
C君の食事は菓子パンとコンビニ弁当。
その状況を知ったAさんは愕然とされた。
その後のAさんの行動は早かった。
家庭裁判所にC君の親権者・観護者の変更の調停を起こす。
1年後、親権者はAさんに変更された。
Aさんは実家の両親(おじいちゃん、おばあちゃん)に協力をいただき、C君の子育てを始めた。