浮気調査
札幌市清田区に在住Aさん(39歳)からご相談をいただいた。
ご相談の内容は、奥さんの家出と自分に対しての接見禁止命令の事であった。
Aさん家族は妻 B子さん(37歳)、長男(2歳)の3人家族。
結婚して8年目である。
Aさんの仕事は建設関係で函館、帯広、札幌、釧路、岩見沢など
北海道全域を出張し、長い時は1ヶ月も自宅を不在にする。
1年前からB子さんの態度に変化があり、Aさんが札幌の仕事で自宅にいる時など
「いつから出張なの?早く出張に行きな」「あんたが家にいると嫌なんだよ」などの暴言を言い出したそうだ
そのような状況が続き、Aさんが札幌に2週間の間出張に行き、
自宅に帰ると家具などが無くなっており、一枚の手紙が置いてあった。
「離婚届にハンコを押して実家に送ってください」との内容であった。
Aさんはどうして良いのか分からず困惑するばかりであったそうだ。
10日後、裁判所からAさんのDVによるB子さんに対して接見禁止命令が送達された。
探偵はAさんにDVについて何度も確認したが、暴力を振るったことも、
暴言を言ったことも一度もないとのこと。
逆にB子さんがヒステリーを起こし、物などを投げつけられていたのはAさんの方であった。
探偵はAさんの話を聞き終えるとある仮説が浮かんだ。
翌日、探偵とAさんは当社の顧問弁護士のところに行き、
接見禁止命令に対しての異議申し立てなどの手続きを委任する。
同時にB子さんの所在調査、現状の状況確認を行う。
Bさんは札幌の自分の実家に戻っていたのだが、同時に男性との交際も確認した。
調査を進めると、その男性とB子さんは出会い系サイトで知り合い、
Aさんが出張のときに会っていたようだ。
探偵はB子さんとその男性との交際状況、不貞行為などの証拠を取得した。
また、妊娠のため産婦人科に通院をしていた。
AさんとB子さんの性交渉を過去1年間は全くない。
以上をAさんに報告をする。
Aさんの怒りと悲しみは相当のものであったろう。
後日、Aさんが依頼した弁護士がB子さんとの離婚交渉を行い、相手男性には慰謝料の請求をした。
やはり、探偵の仮説通りであった。
B子さんはその男性と知り合い、早い段階で離婚をしたかったが、
B子さんの挑発にAさんが乗ってこず、強引に家を出た。
離婚を優位に進めるために事実無根のDVをでっちあげたのであった。
現在、Aさんは離婚が成立し、両親の協力を得ながら長男と暮している。
「女は怖い」など単純に語れるものではないが、
「浮気をする」「離婚をする」にしても最低限のルールがあるのではないだろうか。
※ 確実に浮気妻のでっち上げDVが増えています。
上記調査事例は複数の類似する調査を元に創作したフィクションです。